2010年11月07日
星野道夫さんの世界。

「いつか、ある人にこんなことを
聞かれたことがあるんだ。
たとえば、
こんな星空や泣けてくるような夕陽を
一人で見ていたとするだろ。
もしも愛する人がいたら、
その美しさやその時の気持ちを
どんなふうに伝えるか?って。
写真を撮るか、もし絵がうまかったら
キャンパスに描いて見せるか、
いや、やっぱり言葉で伝えたらいいのかな。
その人はこう言ったんだ。
自分が変わってゆくことだって。
その夕陽を見て、感動して、
自分が変わってゆくことだと思うって。」
人の一生の中で、それぞれの時代に、
自然はさまざまなメッセージを送っている。
この世へやってきたばかりの子どもへも、
去ってゆこうとする老人にも、
同じ自然がそれぞれの物語を
語りかけてくる。
(星野道夫「旅をする木」より)
聞かれたことがあるんだ。
たとえば、
こんな星空や泣けてくるような夕陽を
一人で見ていたとするだろ。
もしも愛する人がいたら、
その美しさやその時の気持ちを
どんなふうに伝えるか?って。
写真を撮るか、もし絵がうまかったら
キャンパスに描いて見せるか、
いや、やっぱり言葉で伝えたらいいのかな。
その人はこう言ったんだ。
自分が変わってゆくことだって。
その夕陽を見て、感動して、
自分が変わってゆくことだと思うって。」
人の一生の中で、それぞれの時代に、
自然はさまざまなメッセージを送っている。
この世へやってきたばかりの子どもへも、
去ってゆこうとする老人にも、
同じ自然がそれぞれの物語を
語りかけてくる。
(星野道夫「旅をする木」より)
「心」をつなぐデザイナーかとちゃんです

ロハス休暇中、
星野道夫さんの本をたくさん読みました

星野道夫さん(1952−1996)は、
アラスカの大地でその自然や人々、動物などを
素晴らしく切り取ってきた写真家です。
ヒグマに襲われ43歳という若さで亡くなりましたが
星野さんの生き方、考え方、アラスカへの深い想いなど、
今もなお多くの人々を魅了してやみません。
そんな星野さんは、写真だけでなく
多くの著作も残されました。
星野さんの綴った本を
ゆっくりじっくりと読み進むたびに
その言葉が心に響いてきます。
思わず胸が熱くなる・・。
「魂」が込められた言葉が
きらめく星のように散りばめられています。
アラスカの厳しい自然と実際に対峙しながら、
アラスカの自然を愛し見つめ続けてきた末に
紡ぎだされた言葉には深みがあります。
人と自然との関わり。
いのちの意味。
星野さんの勇気と行動力、
そして物事や人生を肯定的に捉え
希望を見出していくその人生観など
じつに得ることが多いです。
普段、引佐の山の自然と
関わりながら暮らす自分にとって、
こうして星野さんのような
スケールの大きな自然について
想いを馳せることで、
同じ自然でもそれぞれの魅力や
日本の里山の良さにも改めて気付ける
いい機会だと思っています。
これからも、時々ゆっくりと星野さんの
美しい写真と言葉を味わいながら、
自然を愛し慈しむ心、育んでいきたいと思います。
日常の小さな自然「お庭」との素敵な関わり。
エスティナ浜松のお庭づくりはこちらから↓
エスティナ浜松
Posted by ドロフィーズ at 15:00│Comments(2)
│あふれる想い。
この記事へのコメント
こんばんは♪
星野さんの写真は何度か拝見したことがありますが、書籍を出されていたとは知りませんでした。
星野さんの写真は、動物の姿をアップで撮るのではなく、引き気味の構図がとても印象的です。
動物も自然の一部である、というメッセージなのでしょうね。
久しぶりに星野さんが撮った写真を見たくなってきました。
星野さんの写真は何度か拝見したことがありますが、書籍を出されていたとは知りませんでした。
星野さんの写真は、動物の姿をアップで撮るのではなく、引き気味の構図がとても印象的です。
動物も自然の一部である、というメッセージなのでしょうね。
久しぶりに星野さんが撮った写真を見たくなってきました。
Posted by ダマ
at 2010年11月09日 22:23

ダマさんこんばんは!
自分はカリブーの季節移動の俯瞰写真が大好きです。
星野さんは写真も素晴らしいですが、星野さんが綴った言葉もひとつひとつ心に染み渡ってきて、読みながら遥か遠い大きな自然を思いふと空を見上げずにいられなくなる魅力を感じました。
ダマさんも機会があればぜひ読んでみてください。
自分はカリブーの季節移動の俯瞰写真が大好きです。
星野さんは写真も素晴らしいですが、星野さんが綴った言葉もひとつひとつ心に染み渡ってきて、読みながら遥か遠い大きな自然を思いふと空を見上げずにいられなくなる魅力を感じました。
ダマさんも機会があればぜひ読んでみてください。
Posted by 都田建設 かとちゃん at 2010年11月10日 19:44