2010年04月18日
文明開化の味。

弟が、浅草に行ってきたということで、
おみやげをくれました。
「電気ブラン」という不思議なネーミングのお酒。
東京・浅草1丁目1番1号、日本で一番古いバー「神谷バー」。
ここで、明治15年に生まれたお酒だそうです。
ブランデーをベースに、ジン、ワイン、キュラソー、ハーブを
ブレンドしたこのお酒。
当時は目新しいものには何でも「電気○○」と名付けることが
流行っており、このネーミングとなったそうです。
HPには、電気ブラン一杯の価格表も載っています。
明治43年は7銭・・・!歴史を感じます。
石川啄木、萩原朔太郎など多くの文豪にも愛されたそうです。
文明開化の時代に生まれたお酒だけあって、
何だか古き良き時代を思わせるような、そんな味わいがあります。
神谷バー、じつは以前に東京で電車に乗った際に車内広告がとても
印象的でずっと心に引っかかっていました。
この「神谷バー」の広告(2006年版)およびHPトップページで
イラストを描かれているのが唐仁原教久さん。
線や色合いが味わい深く、とても端正で情緒のある作風・・
日本で一番あったかい「親父の背中」を描く人だと思います。
神谷バー オフィシャルHP
皆さんも、浅草に訪れた際には文明開化の味に酔いしれてみては
いかがでしょうか。
ヨーロッパの歴史と風土が培った、
オーガニックワインの豊潤な恵み。
「本物のワイン」がここにあります。
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Posted by ドロフィーズ at 23:28│Comments(0)
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